最近鏡を見るたびに、以前とは違う自分の姿に戸惑いを感じることが増えました。特に気になり始めたのが、頭頂部のボリューム不足と、洗髪時の抜け毛の多さです。40代後半に差し掛かり、いわゆる更年期の入り口に立った実感はありましたが、まさか髪の毛にこれほどの影響が出るとは思ってもみませんでした。かつては美容師さんに髪の多さを指摘されるほどだったのに、今では分け目を隠すようにセットしなければ外出するのも億劫になってしまうほどです。最初は単なる疲れのせいだと思い込んでいましたが、数ヶ月経っても状況は変わらず、むしろ薄くなっていく一方でした。そこで私は、まず自分の生活習慣を徹底的に見直すことから始めました。最初に取り組んだのは、毎日のシャンプー選びです。これまでは香りの良さだけで選んでいましたが、地肌への優しさを最優先し、アミノ酸系の洗浄成分を主とした製品に変えました。また、洗う際も爪を立てずに指の腹で揉み込むように意識し、すすぎにはこれまでの2倍の時間をかけるようにしました。次に注目したのは食事です。忙しさを理由にパンや麺類で済ませていた昼食を改め、納豆や豆腐などの大豆製品を1日に1回は必ず食べるようにルールを決めました。髪の毛を作る材料となるアミノ酸を意識して、鶏肉や魚も積極的に献立に組み込みました。さらに、驚くべきことに適度な運動が髪にも良い影響を与えることを知りました。ウォーキングを始めてから、全身の血行が良くなったせいか、冷え性が改善されるとともに頭皮の硬さも和らいできたように感じます。夜は12時までに就寝し、7時間の睡眠を確保することで、成長ホルモンの分泌を促すよう心がけました。こうした地道な努力を続けて3ヶ月が経過した頃、美容室で「短い新しい毛がたくさん生えてきていますね」と言われた時の喜びは忘れられません。劇的な変化ではありませんが、少しずつ髪にコシが戻り、スタイリングが決まりやすくなったことで、自分への自信も少しずつ回復してきました。更年期による薄毛は、女性にとって非常にデリケートで深刻な悩みですが、自分自身の身体と丁寧に向き合うきっかけを与えてくれたとも言えます。老化を受け入れることは勇気が要りますが、抗うのではなく、今の自分にできる最大限のケアを楽しみながら続けることが、結果として心身の健康に繋がるのだと実感しています。これからも、自分の髪を大切に育てる習慣を続けていきたいと思っています。
40代後半から始まった私の薄毛対策と心の変化を綴る